最悪の沖縄移住とならないために、ぜひ読んでください!
平均2年で沖縄移住者は撤退し本土に戻ると言われている中、沖縄移住者の私は、5年以上たちます。この違いが生まれる理由を解説します。
多くの、沖縄が撤退する理由は、沖縄移住の華やかなイメージとのギャップでしょう。実は、沖縄移住は派手さはありません。仕事、人間関係の面での問題が生まれやすいです。
沖縄移住すると、旅行とは違うのでリゾート感などの非日常を味わえません。日常になります。そして、生活してみるとただの地方都市だったりします。
数少ない沖縄移住の成功者である私が、感じていること、移住検討者の方に後悔しないために知ってほしいことを書きます。
これが理由!沖縄移住して後悔する人たち
私の場合には、しっかりとリサーチをしました。
でも、沖縄移住をする人は、なんくるないさーの精神なのか、適当に決める人が多いようです。
沖縄に移住したらなんとなく楽しそう、とか南国気分が味わえそうとかです。
実際、沖縄移住を真剣に検討していない場合には、そんなイメージだと思います。
リサーチをある程度するだけでも全然ちがいます。子育てが理由で移住する人もいるようですが、その場合にはしっかりとリサーチする人が多いかもしれませんが・・・
まず、とにかく言いたいことは、沖縄旅行の南国気分から、毎日リゾート気分が味わえる、といった軽い気持ちで移住しないことが本当に大切です。後悔することになります。
理由は主に、仕事と人間関係です。
◆仕事は少なく、給料は薄給
全国最下位の賃金水準は知っていると思います。もちろん、仕事は選ばなければあります。それは日本ならどこでも同じでしょう。
本土の水準で、正社員の仕事というのはあまりないはずです。給料は、基本的に安く、本土と比べると60%と思ってもいいくらいです。
そして、物価も高いんです。
物価が安ければいいのですが、田舎暮らしのような物価の安さはないです。
◆人間関係は難しい
沖縄の文化は独特です。モアイと呼ばれる助け合いもあります。
モアイは普通です。比較的若い世代もやっているようです。助け合いの精神が良くも悪くも、沖縄の給料水準が低いままになっているとも感じます。
車の運転もそんな感じで、助け合いなのか譲り合いの延長なのか、かなり無理やり入ってきます。
そして、沖縄の人は移住者に不満が多いです。そして、冷ややかな目で見ています。
東京のようなピリピリした殺伐とした人間関係というのは基本ないですが、独特の雰囲気があります。
これは体験しないとわからないです。例えるなら笑っているけど、目は笑ってない的な感じです。
まあ、移住者のせいで、住宅の購入費用が上がっていて、現地の人が買えないそうなので、移住者への不満は多いはずです。
沖縄に移住してみたら、文句を言って、1~2年で本土に帰っていく。そんな移住者を見ていたら、嫌になるでしょう。
もちろん表面上は、移住者が嫌いとか、そういうことはは言わないのですが、住んでみて、いかにもウチナーンチュという人と話すとわかると思います。
沖縄移住のメリットとデメリットをまとめます。
これは、私が感じた、沖縄移住のメリットとデメリットです。
私が感じた沖縄移住のメリット
■きれいな海に行ける
住む場所次第ですが、行こうと思えば毎日でも海に行けるのはうれしいです。しかも他では味わえない透明度の高い海。
これは本当に最高です。
ただ、働いていると毎日は厳しいかもしれません。意外と行かなくなります。また、慣れます。
■子育て世代を受け入れてくれる
沖縄の戦時中の悲しい歴史があります。
防空壕の中で赤ん坊が泣いていると、兵士に怒られたので、わが子の鳴き声が聞こえないようにぎゅと抑えて窒息死というのが普通だったそうです。
そうしたことから、赤ちゃんを見ると、わざわざ泣かせてくるおばあは多いです。
今は、赤ちゃんは好きなだけ泣いていいんだよ、という悲しいメッセージでもあります。
都内では、まるで戦時中でのあるかのように、電車や店の中では赤ちゃんが泣くとつらいものがあります。
そういった経験がある人からすると、これ以上ない、子育て世代への受け入れ環境があります。
子供が泣いても嫌がられないのは、もちろん移住者でも同じです。赤ちゃんや子供に対しては不思議と、移住者の垣根はないです。
まあ、それはそうかもしれません。
なので、お店には子連れ、赤ちゃん連れで入れるのは当たり前です、ほんとうに普通すぎます。新生児すらいます。
子どもが多くて、地域のお祭りとかもにぎやかです。昭和感があります。本当に30年前にタイムスリップした感じになります。
■移住者は多い
移住者は本当に多いので、無理に現地の人と付き合う必要もないかもしれません。
■シュノーケルがし放題
NGの場所も多いですが、結構あるので、子供を遊ばせるのにもいいです。
■基本混まない
混雑は少ないです。花火大会やイベントの混雑も東京に比べたら屁みたいなもんです。
でも、にぎやかです。なので、イベントとか好きだけど、あの人込みが本当に嫌いという人には合っています。
■沖縄の文化を知れる
移住してしったことはたくさんあります。ムーチーとか、石敢當とか。
■公園がたくさんある
子供を遊ばせる公園はたくさんあります。そして、広くて大きくて、遊具は有料級です。
■台風対策で建物がしっかりしている
次に私が感じている沖縄移住のデメリットです。
■物価は高い
物価はまあまあ高いです。
■家賃は安くはない
米軍関係者もいますし(基本専用のところに住みますが・・・)、移住者もいるので、家賃は高めです。
■テレビチャンネルが少ない
見れるテレビは少ないです。
■車の運転がひどすぎる
けっこうひどいです。想像以上にありえない運転をしてきます。
注意していないと事故ります。
急な割り込みは当たり前です。悪気はなさそうで、これが沖縄の文化なんだと思います。
■リゾート気分は皆無
日常では、南国気分は味わえないです。
北部に出かけるしかないでしょう。ごく普通の日常です。
■台風の威力がすごすぎる
マンションが地震のように揺れます。
■待機児童が多い
これは、調べたらわかりますが、予想以上でした。
■服装に気を遣わなくなる、ダサくなる
車で出かけるのと、おしゃれして出かけるところもないので、服装には気を使わなくなるかもしれません。
■車社会で歩かなくなる、渋滞がひどい
車社会で歩かなくなります。
■四季を感じずらい
季節感はないです。
でも、冬は寒い。毛布は必要です。
なのに、クリスマスや年末感はないという謎。
■晴れの日が少なくて日照時間が少ない
沖縄の写真で見るような晴れる日、特に快晴の日はごくまれです。
曇りか雨の日は多いです。冬は特にそうです。
春になって暖かくなってきたと思ったら、ゴールデンウイーク明けには梅雨入りです。
6月中旬~下旬に梅雨明けすると、強烈な日差しの真夏になります。
暑すぎて引きますし、海水浴は火傷します。
そうこうしていると、台風の時期になります。
台風の時期が終わると秋冬で、曇りや雨の日が増えてきます。
日照時間が少ないせいなのか、沖縄の自殺者は多いです。
■通販は届くのが遅いし、送料が劇高い
当たり前ですが、これは今の時代ネックです。アマゾンプライムで、送料無料で売っているものしか買わなくなります。
■給料がとにかく安い
東京で働いていた人からするとありえないくらい安いと思います。